top of page

地蔵​願王菩薩

お地蔵さまはすべての命を救いたいと願います

阿弥陀さまが必ず極楽浄土へ迎え入れてくださる。そう信じていても旅立った小さなお子さんが道に迷ってしまわないか、旅路の途中で疲れてしまわないかと心配してしまうのが親心ではないでしょうか?

お地蔵さまはすべての命を救いたいと強く願い、常に皆さんを見守ってくださる仏さまです。

たとえどんな所へ迷い込んだとしても、たとえ仏さまとのご縁を結ぶ前ににこの世を旅立ってしまっても、お地蔵さまは間違いなく極楽浄土へご案内くださることでしょう。

地蔵菩薩

元三大師

慈恵大僧正

慈恵大僧正は平安時代の比叡山におられた天台宗のお坊さんです。

​元月三日(一月三日)に亡くなられたことから元三大師との通称で親しまれ、多くのご信仰を集めています。

18世天台座主(天台宗の最高位の僧侶)として比叡山延暦寺の興隆に尽力しました。

生前より平安京の天皇皇后をはじめ貴族から庶民に至るまで多くの人々の信仰を集め、厄除招福、疫病消除の霊験があらたかであると信仰を集めました。

当時から数々の伝説も残っており、夜叉のすがたとなって疫病神を退散した角大師、小さく三十三に分身して田畑を守った豆大師、などの姿を現した尊像やお札が今も全国各地に伝わっています。

後には徳川幕府の知恵袋として知られる慈眼大師天海大僧正も深く信仰され、寛永寺、浅草寺をはじめ江戸の町の寺々にも多く祀られています。

慈恵大僧正

無垢清浄光 慧日破諸闇
能伏災風火 普明照世間

上は観音経の一節です

今の言葉に直せば

限りない慈悲によって皆さんを救う

観音さまの放つ穢れなき光は
ほとけさまの智慧の光

もろもろの闇を取り去り
よく災いをおさめ
世の中を余すところなく照らします


といったところでしょうか

将来のご供養の心配も
観音さまに取り去っていただいて
心の中まで明るく照らしていただける
そのようなご供養を心がけています

慈照苑観音
bottom of page